地域の未来を変える!
生ごみなどを高品質な肥料に生まれ変わる驚きの技術

窒素成分7〜10倍のイメージ

「くらしの循環センター」では肥料成分の濃度の違う2種類のバイオ液肥を作ります。どちらも普通肥料登録を済ませており、定期的に成分検査や安全性の検査を行っています。肥料成分を高めた『濃縮バイオ液肥』は従来のバイオ液肥に比べ大幅に散布量を少なくすることが出来ます。

真庭市くらしの循環センター循環図
Qバイオ液肥って何?
バイオ液肥は、生ごみやし尿、浄化槽汚泥などの有機廃棄物をメタン発酵して作られる液体肥料です。従来は廃棄物として処理されていた物質を、有効な農業資源として活用することができます。
Q液肥濃縮の効果は?
肥料成分を濃縮するため、液肥の保管、輸送、散布が効率的になります。 従来、水稲では10aあたり4トンの散布が必要でしたが、濃縮バイオ液肥だと400リットルですみます。

バイオ液肥を濃縮して
より使いやすく

生ごみ資源化施設から発生する消化液に含まれる肥料成分を濃縮します。

  • メタン発酵消化液に含まれる肥料成分である窒素等を濃縮します。
  • 濃縮は遠心分離、UF膜濃縮、電気透析の3つの手法を使います。
  • UF膜装置は0.1μm以下の分離性能、電気透析装置はイオンレベルの分離機能があり、良質で安定した液肥製造ができます。
  • 最終的に生成できる濃縮バイオ液肥は、窒素濃度で約7倍の濃度を目指します。
バイオ液肥濃縮のフロー

※発生量及び濃度については目安です。消化液の性状により数値は変動します。

バイオ液肥の分析
 含有試験(肥料成分・重金属)
分析の対象及び単位 バイオ液肥 濃縮バイオ液肥 定量下限
全窒素 mg/L 5000 16000 100
アンモニア性窒素 mg/L 2200 13000 100
硝酸性窒素 mg/L 検出せず 検出せず 100
リン mg/L 1300 検出せず 100
カリウム mg/L 1600 13000 100
含水率 % 95.5 93.8 0.1
pH - 8.2 (23℃) 8.5 (23℃) -
全炭素 mg/L 19000 14000 100
カドミウム mg/L 0.05 検出せず 0.01
mg/L 検出せず 検出せず 0.01
砒素 mg/L 0.15 0.07 0.05
総水銀 mg/L 0.007 検出せず 0.002
クロム mg/L 0.9 検出せず 0.5
ニッケル mg/L 0.4 検出せず 0.3
塩化物イオン mg/L 1600 16000 10

重金属は農林水産省「汚泥肥料中の重金属管理手引書」の
重金属の許容値を大きく下回っています。

バイオ液肥を無料配布

だれでも自由に持ち帰ることができます

バイオ液肥スタンドのイメージ
真庭市内のバイオ液肥スタンド設置箇所(2024年12月現在)
設置場所 住所
真庭市役所 久世2927-2
北房振興局 下呰部248
落合振興局 落合垂水618
勝山振興局 勝山319
美甘振興局 美甘4153-1
湯原振興局 豊栄1515
蒜山振興局(冬季休業あり) 蒜山下福田305
真庭市くらしの循環センター 赤野1205-2

生ごみなどをメタン発酵させ、液体肥料として再生。
資源の地域内循環を目指します。

バイオ液肥は肥料登録した肥料です
登録書
バイオ液肥のイメージ

バイオ液肥

真庭の農産物のイメージ

真庭の農産物

有機資源がバイオ液肥なり農家の方に活用され、
真庭の農産物」となってめぐります。

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0867-42-1031

午前8時30分から午後5時15分まで
(土日、祝日、年末年始を除く)

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