COLUMN野菜を食べて生活習慣病のリスクを下げよう

野菜や果物にはビタミンやミネラル、
食物繊維が豊富に含まれています。

  • ビタミンは代謝をよくしたりエネルギーの生成を助ける働きがあります。
  • ビタミンB群には疲労回復効果があると言われています。
  • カリウムは、体内の水分調整やナトリウムの排出を促すなどで血圧を下げる働きをします。
  • 食物繊維は便秘の予防などの整腸効果、血糖値の上昇の抑制などの機能があります。
【食品群別栄養素等の1人1日当たりの摂取割合】

食品群別栄養素等の1人1日当たりの摂取割合の図版

資料:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)
注:新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年〜3年は調査中止
出典:令和6年5月 「野菜をめぐる情勢」農林水産省

野菜に含まれる栄養素

日本人には
野菜が足りていない?

厚生労働省が提唱する健康づくりの指標『健康日本21』では一日に350g以上(20歳以上)の野菜を摂取することを目標にしています。2022年の日本人の野菜摂取量の平均値は一日に270gです。年代別では若い世代ほど摂取量が少なくなっています。

【野菜摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別)】

野菜摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別・男性)のデータ

野菜摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別・女性)のデータ

(参考)「健康日本21(第三次)」の目標 野菜の摂取量の増加 目標値:野菜摂取量の平均値 350g
出典:令和4年 国民健康・栄養調査結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001296359.pdf